[インタビュー] $100 を $69,200.55 にして寄付した André Coimbra

ポルトガル人の PokerStars プロ André "acoimbra" Coimbra にインタビューをしました。彼は彼自身のゲームから 1 年間離れ、チャリティーチャレンジをしていました。

"失敗したとは思っていない"

//d3ltpfxjzvda6e.cloudfront.net/2014/01/27/39939bc42c.jpgPokerStrategy.com: あなたのチャレンジは 2013 年に $100 を $100,000 にするというものでした。あなたは $69,200.55 にまで積み上げて見せ、それを全てチャリティーに寄付しましたね。 $100,000 という目標は達成できなかったわけですが、ここはおめでとうと言わせてください。

André Coimbra: この 1 年は素晴らしい年だったと思っています。私はこのチャレンジでも大きな金額にまで積み上げられましたからね。$100,000 というのは人の注目を浴びやすいキャッチーな数字だったと言うだけで、実際にそれがいつでも出来ると思えるような数字ではありません。 私は $70,000 も積むことが出来たのはとても良かったと思っていますし、この結果にはとても満足しています。ですから私も失敗だったとは思いません。 

PokerStrategy.com: こういった 1 年間にわたるような長期のチャレンジはこれまでにどんなものを行ったことがありますか?

André Coimbra: 私は以前 George Lind のようにハイパーターボサテライトをプレーしていました。その時に大きなダウンスイングを食らってしまい、ほとほとうんざりしてしまったんです。そこで私は何か別のことをしたいと考えました。そこで 2012 年にマイクロミリオンのイベントを全てプレーするというチャレンジをしたんです。これは耐久力が必要なチャレンジでした。ですが私はこのチャレンジを通じてファンの方と交流を持つことが出来ましたし、コンテンツを作ることの楽しみを知ることが出来たんです。 

そして 2013 年にはさらに大きな挑戦をしたいと思いました。今回のチャレンジでは $100 からスタートするというのはいい考えだと思いましたね。ゼロから始めるといくつかのフリーロールで相当上手くいかないといけないけれど、$100 あれば最初にちょっと上手くいかなかったとしてもやり直しながら前に進むことが出来ますから。

それと同時に MTT を勉強したいとも考えていました。私はハイパーターボサテライトをプレーしていたので 2~3 年の間ほとんどポストフロップをプレーしていなかったんです。それもあって、私はこのチャレンジを MTT のみでやったんです。本当に学ぶべきことが多い 1 年でした。

私は 2011 年からプロフィットの 10% をチャリティに寄付していますが、今回は全てを寄付することにしました。僕のチャレンジを見ていただいた方々には、何か、1 つでいいから学んでいただければいいと思います。Boku のチャレンジでは誰もが彼がグラインドしてるのを見ているだけでした。あれでは誰も何も学ぶことは出来なかったでしょうからね。 

"マイクロステークスはとても簡単"

//d3ltpfxjzvda6e.cloudfront.net/2014/01/27/ng1018832.jpgPokerStrategy.com: あなた自身は 1 年間のマイクロステークスでのプレーで何を学びましたか?

André Coimbra: マイクロステークスは非常に簡単だということですね。タイトにプレーして早めにオールインしたがっているプレイヤーにアジャストしていくだけでいいんです。 

PokerStrategy.com: 1 年間もマイクロステークスをプレーすることでハイパーターボのプレーに戻ったときに悪影響が出るとは考えませんでしたか? 

André Coimbra: 1 月に入ってからは $74 ハイパーターボサテライトでのプレーを再開しました。どうなるかとは考えていましたが、やはり簡単ではありませんでしたね。2012 年の頃のようにプレー出来るようになるには少し時間がかかるかと思います。ですが MTT をプレーして既に $9,000 勝てているので、去年のプレーが全く無駄だったと言うことはないですね。 

PokerStrategy.com: ポーカーのゲームの中でも最も速いゲームから大人数が参加する長時間プレーしなければならないゲームへとプレーを切り替えたわけですが、実際に違うフィールドに立ってみてどんな感じでしたか?やはり MTT では根気が必要になりましたか? 

André Coimbra: 根気はそこまで大した問題ではありません。大事なのは耐久力です。何時間でも集中できる耐久力が大事なんです。私の場合は 8 時間以上は集中することが出来ないようです。WCOOP のような大きな MTT では 12 時間以上も集中してプレーしなければいけませんから、これは私にとっても非常にチャレンジングなことです。

この 2 つのゲームの最も大きな違いに言及するなら、それはフロップ以降をプレーしなければならないと言うことです。これが私にとってはとても難しかったんです。私にはフロップ以降では超基本的なプレーくらいしか経験が無いんです。 

私はこのためにいくつかのコーチングを受けました。そしてこれが非常に助けになりましたね。コーチは私にとにかくブラインドを守れと、簡単に諦めるなと教えてくれました。ポストフロップのプレーにはプリフロップでどうプレーするかが強く影響します。ポストフロップでどうプレーして良いか分からないのであれば、プリフロップでもプレーするべきではないんです。そういったことを学べましたね。 

"出来るだけ難しい目標を持つ方がいい。もちろん出来る範囲の目標をね"

//d3ltpfxjzvda6e.cloudfront.net/2014/01/27/andre_coimbra_wsop_100kchallenge.jpgPokerStrategy.com: プレイヤーの中には順調なときにバンクロールを守ってプレーすることに我慢できない人もいます。バンクロールを大幅に崩壊させてしまうようなそういった行動についてはどう思いますか? 

André Coimbra: 私にはそういった問題はありません。私はバンクロールマネージメントを非常に重視しているからです。例えば私はプレーを始めた初日にバンクロールの 30% を失いました。そこで 100 バイインルールから 300 バイインルールに切り替えたんです。それだけの余裕を持って挑むべきだと学んだからです。 

PokerStrategy.com: ポーカーというのはとどのつまりは自分が利益を獲得するためのゲームです。ですがあなたはポーカーをチャリティのためにプレーしました。 

André Coimbra: 私は先週に小切手を Associação Portuguesa de Pais e Amigos do cidadão Deficiente Mental (ポルトガルのチャリティ団体) に届けてきました。彼らはとても喜んでくれましたね。このお金は人々の生活を救うために使われます。私に出来ることではこれ以上のことはありません。 

ポーカーの面から言えば、このチャレンジで私は非常に多くのフィードバックをブログのフォロワー達から受けることが出来ました。これは非常に良かったですね。そして私が皆がポーカーをプレーするのを手助けできたなら、これも素晴らしいことだと思います。

PokerStrategy.com: あなたは今年、大きな目標をいくつか設定していますね。スーパーノヴァエリートになること、フルマラソンを走ること、トーナメント戦略の本を書くことなどです。これらは全部達成できると思いますか?  

André Coimbra: いやあ、難しいでしょうね。 

でも目標というのは難しい方がいいと思っています。もちろん可能な範囲でですけどね。今言ったような目標を 100% 達成できるかは私にも分かりません。ですが本に関して言えば、この本を書き上げることで、始めて私のチャレンジが終わるんだとも考えているんです。私のフォロワー達には伝えられることがまだまだあると思っていますから。その他にもキャッシュゲームのような新しいゲームに移行することも出来るんじゃ無いかと考えています。

PokerStrategy.com: ありがとう André。あなたのチャレンジ失敗の方には賭けないでおいた方がいいみたいですね。応援していますよ。

あなたは 2014 年に大きな目標を立てていますか?今年の勝ち分をチャリティに寄付するという目標は難しいでしょうが、目標を立てた方は是非コミュニティのメンバー達と共有してみて下さい。 

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By Barry Carter l Barry Carter on Twitter